Chair Yoga


椅子ヨガとは

 

昨今ヨガが広まり、様々な場所で<ヨガ>という言葉を多く見かけるようになりました。

欧米では代替医療・補完医療として保険適応になる場合もあるヨガ、身体そのものに良いだけでなく、脳の活性化や心理的効果にも優れているのですから、日本でも徐々に取り組む人が増えてきたのも頷けます。

アメリカのヨガ人口は2千万人に迫る勢いで増え続け、日本でもこの10年で10倍に増えて200万人を突破し、近年中に300万人を超える見込みです。

 

なぜヨガ人口が増えたのか、それはいうまでもなくヨガが「ダイエットや美容に良い」というだけではなく、実は「心身の健康回復と維持、そしてストレス対策や癒し」という、心と身体両面の健康に大変効果的だということがわかってきたからにほかなりません。

今やヨガは若い女性だけのものではなく、老若男女誰もが取り組めるものと位置付けされてきています。

シニア指導員のデビューも増えてきました。

しかし、ヨガに興味があっても踏み込む勇気や自信がなかったり、身体が硬いから出来ないと思っている方もまだまだおられます。

そのような方も気軽に無理なく取り組め、それでいてしっかりヨガとしての効果も感じられるように出来たものが椅子ヨガです。

楽しみながら、ゆるやかに「今ここにある自分の身体を見つめる」ことが基本です。   

何より健康に良い呼吸法を中心に、日常に取り入れられる動きで心身の状態をベストな状態に保つことが、本当に生きる、ということに繋がります。

 

 


 

椅子ヨガの利点

 

その1 誰でも出来る。

 

椅子に座ることが出来れば、子供からシニアの方まで、どなたでもチャレンジできます。

五十代頃から多くなる、足腰膝の具合いが悪い方も、体重負荷や立ち上がりのダメージが軽減されます。

同様の理由からメタボ体型の方も取り組みやすいといえます。その方に合わせてレッスンの強弱を変えられます。

その2 どこでも出来る。

 

マットや着替えがいらない。

寝転ぶスペースがいりません。ヨガマットがいりません。

家の台所やオフィスの椅子でも出来ます。

公園のイスなどでも可能です。

その3 継続しやすい。

 

上記のように、椅子があれば出来るため、続けやすくなります。

継続は何よりの力です。

その4 身体に優しい。

 

座位中心で行なうゆるやかなヨガなので、身体を痛めつけたりすることがありません。

立位のポーズの際も、椅子という「支え」があるため、怖くありません。

また、例えばポーズも分解して段階的に行なうこともあります。

無理なく、がメインです。

その5 効果がある。

 

続けることによって確実に変化が現れます。